検査技術・方法> 超音波探傷用アクセサリー


1.イマソニック製_プローブ用フレキシブルウェッジ(水風船ウェッジ)

イマソニック製フレキシブルウエッジには水を充填したメンブレンが使用されています。このメンブレンは柔軟性と耐久性に優れ、対象物の形状に限定されず幅広い検査に適用することができます。接触媒質はごく少量の水、もしくはグリセリンペーストを用いることで検査ができます。

導入メリット

・優れた音響結合性と伝達損失が小さいため、高感度な検査ができます。
・接触面形状を考慮せずに検査することができます。
・複雑な形状・様々な形状を持つ対象物であっても、追従して検査することができます。

主な仕様

・様々なタイプのアレイプローブにも対応します。 (リニア, マトリクス,フォーカス, カーブetc.)
・メンブレンは音響的に無視ができるため、水浸超音波探傷に近い検査ができます。
・摩擦耐久性と化学的安定性に優れています。プローブ上部より1 kgの荷重をかけた条件にて走査速度10 cm/sで500 m(接触媒質使用)の走査を行いましたが、メンブレンの損傷はありません。また、メンブレンの化学的な劣化もほとんど見られません。ハロゲンフリー対応。
・難しいトレーニングは不要で、誰でも簡単に扱うことができます。メンブレンの交換も簡単です。

utaccessory

flex wedge

>>フレキシブルウェッジカタログはこちら

 

2. 超音波探傷試験用ゲルパッド

超音波探傷試験は様々な検査対象物の品質管理のために適用される非破壊検査法ですが、検査面側が平滑でない部位では超音波プローブの倣い性が悪いという課題があります。
超音波探傷試験用ゲルパッドは凹凸のある検査面に対して超音波探傷試験を適用することができ、タンク水浸法や局部水浸法の適用ができない大型な対象物の検査にも有効です。

導入メリット

・凹凸のある検査面の超音波探傷
・水浸法が適用できない対象物の表面近傍の超音波探傷
・振動子面が大きなプローブによる曲率をもった検査面の超音波探傷
・カッターナイフ等で容易に切断成形することができ、切断面は平滑です。 優れた音響結合性と伝達損失が小さいため、高感度な検査ができます。

主な仕様

・サイズ:φ80 mm×20 mm
・音速:約1480 m/s
・音響インピーダンス:約1.5 ×106 kg/m2s

 

utegelpad

utgelpad2

 
        >>超音波探傷試験用ゲルパッドカタログはこちら